こんな風に吹っ飛んでった大切な 科学的絶対根拠も上の空 飛べなくなった様な気がしてさ 飛べる訳無いもの分かってた...
迷い込んだ夢の中 巡り着いた夢の中 何気ない出来事で 笑える様な夢の中 歩み寄った午前4時止まる秒針 夢の中 異常な今日がモノクロに 笑える様な夢の中...
鏡に映る嘘の笑顔 冷たい瞳に壊され 覆い被せた嘘ですらも 見えない振りして夜の中 殺してみてよ 全部あげるよ 悲劇も喜劇も笑って...
張り付いた世界には 手錠が降り注いだ がんじがらめにされて 向こう側で笑っていた 焦げ付いた手首には 鎖の痕が消えずに 妄想で終わる世界を 向こう側で呪って...
寝て起きて さ 「ひとつ、ひとつ」だけ 寝て起きて さ 「ひとり、ひとり」だけ...
くだらない夜に振り回されて 朝日に泣きついた 揺らげば飛ばされてった 世界にピリオドを...
アーティストは現実を 壮大な愛だと歌いだし 宗教とも瓜二つ 狂想に飲み込まれその先 見上げては 突っ立ってんだ 漠然と 彼が歌にして撒き散らしては...
硝子咥えたままカラスは飛び立った 西の空へ月を道連れにして だけど街は誰も彼に気づかなくて それでもちゃんとみんな泣いていた...
耳鳴りをかき消す 鉄の匂いが 雨夜になって消え散る 古い記憶を握り潰してく 媚を売った交錯中で一人 考えて絡まった様に魅せてた 続いてく...
一寸先を過ぎって 不完全夕焼け散らばってった 不思議な空は 雲間を捲り上げた 飛び込んでみた 舞台は幾何学で 表面上に観えた 環状線は絡まっちゃって...