僅かだった望み 育たずにいた様に 明日のことで 微笑み合う…なんて...
ちいさなちいさな部屋で 広がる無限ページ 小説の中を わたしは歩いた 誰かが呼んでいる...
記憶薔薇園 薫りの前でチクチクと 私を刺して 数滴落ちた過去の謎を視て 色褪せるまで 朽ち果てるまで...
秘密とろりと インクになればいいのにな(書いてみて) 恥ずかしがりの 君の想いを文字にして(書いてよね) いつだって不安かくして強気の私でも お利口な恋に仕掛けがあることを いま知ったわ...
ねえ待ってるのよ お話をしてくれた 小舟に揺られて いつか日々など 数えなくなりました 忘れてしまえと...
淡い風 とおく光る道 どんなとこ 続いてるの 鳥たちが唄う 花の歌 しずかでいいな...