すり減らすだけの旅 目指すは 消えた灯火 引き返したくないけど...
ああ 秘密の恨みを 抱き 夢見る そう 確かに感じた 不安を飲み込む...
汚れた頭の中で ネジがひとつグラグラ揺れる 色めがね 遮られて 君が逃げるのを見逃してた...
ふわり 木漏れ日がゆれる 朝の訪れを告げる 天井裏の渡り鳥 くるり 軽やかに踊る 窓の外 アセビの木には フクロウが笑う ほら 背伸びして...
誰より 君の近くにいたのに 心は 君の中には入れない きっと 邪魔してしまう...
聞こえかけた 君の声が 遠くなった 軽く沈んだ 僕の声は 君のためじゃない...
La la la... 夜、きみの声 ぐるぐる ぼく、夜の底 くるくるまわる 想って、溢れて...
遠く、足音遠く、 溶ける 混ざる 聞こえないように 甘く、仄かにに甘く、...
やけに暗い懐中電灯の光が 行く手を ぼんやり照らす そこは 無人のターミナル 辿りついた場所から 少し離れた...