毎晩 月を見る 毎晩 月が消えてく 毎晩 耳を澄ます 止まない救急車の音...
どこへ行くの どこ行きたいの 蜜を求め 花を渡る...
あたたかいまどろみの中 変化をしていることを 貴方は気が付いてるだろうか 蛹から蝶へ羽ばたくのは...
見えなくなったら 声で歌う うたう 聴こえないのなら 色で描く えがく 色無くなったら 言葉綴る つづる...
くすんだ目の色で街を歩いて みっともない 時間だけいじわるに消えてって もったいない 波があって どこまでも行くのに 波があって その先がミエナイ。...
闇が瞼まで降りてきて さあ出口は塞いだ 出られないよって言う 何が本音で未来はあるの 抗うほどに遠くつかめない光...
こころで息する 広い海を 泳げないわたしが 眠れる 海を...
ことばも リズムも おんぷも カラーも すべて沈めてしまいたい 夜 (かける、×、駆ける、欠ける)... いのちと 呼吸と 感覚 ネガたち...
いらないよ だいじょうぶ たのしいよ まんぞくだよ へいきなの 何もないけど...
人差し指でくるくる回す コーヒーミルク灰色になる 甘い苦い現実のような コーヒーミルク灰色になる 気づかれないのは 寂しいけどいじけない ゆっくり 朝が来たら あったかいコーヒーいれよう...