今夜は誰と遊ぼうか アノコソノコドノココノコ 「可愛い!」...
ある朝目覚めりゃあ 猫がおらん はてどこへ行ったか 見当もつかぬ さても大儀で 骨は折ろうが...
黒い黒い木々が行き先を作るように 月の光に照らされて沈んでいく 暗い暗い夜の広場を目指して歩くの 迷子になるまで...
おはなしのね おしまいにね やってきたかいじゅうさんの ゆめをみたんだ おひさまがね なきむしでね おはなしのつづきをまた くれよんがたべた...
ママ 僕は良い子にしてるよ パパ 僕はここにいるよ ねぇ いつか話してくれたお話の続きを 少年は籠の中夢を見る...
無垢な花でありたいと 願い手折るその姿は 犬のようじゃあないか いつも通りに頷いて小首傾げ...
愛した君のため贈る言景ひとひら 流るるせせらぎにたゆたう一舟 背にしたためし 願う言景ひとひら 見送り呟いた...
空っぽの胸の中 大事なモノも見つけられずに 色褪せた日常を 飽きながらも繰り返していた...
僕らが生まれて来た意味 歌うことの意味 僕らの存在する意味 この叫びの行方は...