朽ち果て行く 心臓の実行 害悪と言う標さえ 標的とし、最上を見据え 手にしては偽りを知る...
弓形を描く 言葉の種に 幾千の声 「感情を求む」...
少年は羽を持ち 終焉を詠う 有言は紙だけの 結論のままに どうにも優越に回る 精密仕掛けを 引き合う万有引力なんか 結論はもういいよ...
「君に会いたい」「僕も会いたい」 真昼の星 夕方の月 「何処に行こう」「好きな所」 慎重に 分岐させていく...
青い地球を 踏み台にして 死なないように消えないように 僕は願った でも残念だ お別れさ 良い旅を...
午後4時に家路を這う土日の 空白日々を背けて風物詩 散らかすだけ散らかした言の葉が こんな日に限って却って襲うんだ...
虹がかかる 最先端の システムかと 目を丸くし尋ねる 君が見えないのさ 誰かが言う 誰かに言う...
星の数だけの時間と食い違う 溶かした砂糖で卑劣なため息を 言葉と君と世界を繋いだ挙句にほら どうにも前に進めず それを見下すR線...
ああ 鐘の音も 歪む手合わせ あっちこっち飛び散って 繋がってく様で ああ 狂った今日と イラついた顔の 綺麗な日々循環が おどけて魅せて...
迷い込んだ森は暗く 遠く伸びて終わりは何処? 一人きりで歩いていた 当てもなく歩き続けた...