平日6時始発電車に 飛び込む妄想をしながら まだ慣れない科学に乗って 世界を文章に埋め込んだ...
顔を見合わせるイエスマン 溢れ落ちる砂上にて 噂はかねがね凍り付く 値打ちの無い脳裏にて...
忽然と現れた雲によって 存在を押し退けられた月 強く 喧騒を制する雨の果てに 日は顔を出す事無く 深く眠る...
述べる言葉に意味も無く ただ考察だけを患って 天邪鬼 弱者の御退場 鴉の真似事と他愛なく笑う...
謳う真価 犯行の最中 静寂に別れを囁く こうして今、狂躁の最中 正常の定義は口を塞ぐ...
実は実は 最近さ 「世界の終わり」を描いた漫画を出して 今は最早 神様さ 存続を云う 勝者 敗者も全て...
「ご覧、貴方が消えた風景」 霧のように 有ろうと忘れられ...
失敗から学んだひとつに 教科書にない答案は 「嘘は使いよう、真実になり得る。」...
拍手が大きく鳴り響き 少しずつ フェードアウトして 私は雰囲気に侮蔑され 何一つ 感じなかった...
ここに一人 空白の少年 世の中の術 程度を図る 揺蕩う今と 紐解く時を 世の中の術 程度と解れば...