水辺でほどけた 汚れた靴ひも 夜が終わる 頬が濡れる どこかにしまった 忘れた約束...
窓の向こうは薄い霧 昨日のお話も閉じて スローな思考は止めた 夢はカーテンの外に...
西のカーテンが 焦げる 不意を衝いてフォーク 奥のカーネルが 騒ぐ 好き嫌いのポーズ...
叫ぶほどの まぶしく惨めな理由はなく 語るまでの ゆるぎない恋もいらだちもなく...
優しいはずの 君と遠くまで 街灯り背に あさっての向こう側 足をすくう 潮の招き跡と キスのにおいで...
目を閉じて 聞こえないフリして 歌うの 声を出さずに ヘッドフォン の王国 ベッドルームのポップ 消える...
くるり ためして あわいあお あわが うかんで あかい ゆめをみる プールは みどり あるいは きいろ ひかりに あてたら すんだあか...
先延ばして 廻り込んで 夢で見た笑顔 組み込んで 5月の雨 ときほどいて...
双子めいて、添うて、めまい 恋で時間がハネるの、いたずらなサーフィンで しめつけるメロディー...