愛よりも あなたが欲しい あなたの冷たい後ろ姿に ふるえがはしるわ 背中を濡らして 露ころがる...
闇の杜(もり)に溶ける影 冷えた焔(ほのお) 夜半(やわ)の嵐 奇禍(きか)とするな ひりつく胸の至遠(しえん)ののぞみ抱けば...
起(た)て!俺の魂 突け!俺の魂 征(ゆ)け!俺の魂 克(か)て!俺の魂 起(た)て!俺の魂 突け!俺の魂 征(ゆ)け!俺の魂 克(か)て!俺の魂 千尋(せんじん)の谷 跳び降りたのは自分 突き落とされたんじゃない...
触れることも 憚(はばか)られる 薄羽蜉蝣(うすばかげろう) 翅(はね)合わせて 透けて見える 若苗色 祈るひとを 想わせる...
蒼い空の下 花招き 星招いて 静かにさしだすその手には あらがえはしないだろう 片肌脱ぐ小袖に ひときわ匂いたち 姿よく映る...
記憶に刻まれた 遥かな 眩しいものを 追い、駆けた 視線をはずせないまま 邪心なき時代に 出遇(でく)わした...
賢い鴉(からす)が 独り黒い化粧(けわ)い 待ちわびた この瞬間 千もの秋を 憎悪(いかり)に養い 果たされるべき約束 目の前にした...
風が吹き抜けた once in my life 幾千回の出会いの中で 胸を貫いた You're shootin' star 友情よりも 強く深く...
胸がツンと痛いときは わけをさがすのはやめ ゆれる細身のすすきに 手をのばしてみようかな あのひとはまだ 何も言わないし これからも多分 何も言わないでしょう...
文句も言えないくらい 素敵な朝だね まるで絵に描いたみたい キラキラしてる あなたの一日はここから始まる パジャマ姿を想像してドキドキ...