ポケットのナイフ 握る手が汗ばむ 全てを変える力が僕の中に 正しいことはきっと暴力的で悲しい (Ah... La...)...
電車に揺られて 餃子食べたいな 歯医者すっぽかして 一人きりここにいるよ 世界はちっぽけな 揺りかごゆらゆらゆら 探し物を探して 迷子の子羊...
光のない瞳こらし 鏡の中の人形 血の気のない白い体 誰のもの誰のもの 所詮は私は 歌を歌うただの部品 言われるがままに 操られるがままに...
縞模様の月が現れ 盗人が目を覚ます 自分を守れぬ小人が叫んでいた 「踏まないで!」と ああ深い森の中で 極彩色の光舞う...
悪魔の八百屋 綺麗なもんさ あの子が言うに 安いらしいけど NaNaNa... 夏の陽炎 めまいと頭痛...
忘れかけてた景色 枕元で思い出す 微かに 夏の下町迷路 むせ返しそうな 文化の匂い...
悲しい風が吹く朝 めくり忘れたカレンダー 誰のためでもない時間が 凄まじい勢いで...
喉の奥から、焼け付くような、 やんなるくらいの、漠然とした、 気持ちが焦げてく、命がくすんで、 頭の中が、真っ白な遊覧船、みたい...