長い銅線で 遠い心 繋ぎ止めている 脆い形 汚さだけ見せないで...
あなたの小指 アイスみたいに 溶けてたかる 百万の蟻 鏡が割れて 口惜しがるの...
捻れた日常 張り裂けてしまいそう 最初の最終章 どしたのマリア 私になにが...
微少女の微笑み 絶妙の微妙 矮小な自分に酔った 症状は重い びしょ濡れの放課後 おーいお茶零した 微熱を帯びた 微妙な顔面...
ちっともつまらない つまってるところなんて見たことも無い ちっともつまらない つま先から頭のてっぺんまで 目隠ししたら 何一つ見えなくて 耳をふさいだら 何一つ聞こえない...
神様と交信しちゃった トモダチをもっと作りなさいって ジャンヌみたい私って でも嫌味ったらしいご神託...
腐った体と 腐った絆と 鎖使わぬ束縛と 私の私は いつまでも 見つかりはしない 紙切れの約束 亡者の戯事 聞こえぬ世迷い言 沈黙の独り言...
明日の向こうがわの空が 紫色に変わる 町の灯がともる 蛍みたいに 水彩的にぼやけて 理性が失われて...