君ははにかんで 私は頬を染めて そんな毎日を 思い描いたら 小さな世界が 色づいていくように 君の温度まで 色がつくように...
溢れた言葉はキミの胸に刺さって 開いた傷から赤黒く広がった キミの目から今まで見たことない 涙が溢れて、私は立ち尽くしていたんだ...
気づかないふり繰り返す私は 割れる心の音も聞こえないまま 繋がったふりぎこちない笑顔で 君の隣に居場所を探すけど...
少しだけ足掻いてみた 君の指先にはもう 私が触れられる場所はないこと、分かってたのに 気づかない フリをしてた 透き通る空の色も、私の瞳には灰色に見えた...
降り注いだ冷たい雨 青い傷を溶かしてった。 いつか見てた夕暮れ空のすみっこで笑う誰かがいた。 気付かないうちにオトナになって 綺麗な嘘 口に出来るほど...
月の砂漠に沈んでいく青を 私はずっと眺めてたの 手を伸ばしても届かないなんてこと 最初から知ってた それでよかったのに...