雨上がり夜更けの国道 アスファルトの埃の匂いに眩暈を覚えて 一寸先の闇は重く...
飛び交う光 闇を照らし また消えてゆく 映る残像 先を霞め 追いかける月 遠くへ離れて...
空に描く遥かなる未来図 現在(いま)を壊す 堕ちてゆくLOVE 時を駆ける幾つもの想い 弾けた SLOW BEAT 止まらないこの世界の叫ぶ声 届けて...
騒ぎ始めたFLOOR 鳴り止まない音 耳元で囁く声に WAKE UP この心が 欲望のまま踊りだせば 言葉なんて...
絶え間なく押し寄せる街の人波に飲まれそうで 影を潜める心の声が 掻き消される 脆い感情回路が歪み始めて乱れ出した 異常シグナル受け流す余裕が崩れ去ってく...
静かな夜明け 消えた街灯 鳥の啼く声 涙が一雫 繋いだ手を離し あなたの大きな背中にさよなら ...
夜明けに藍 染まりゆくは朝靄 静寂に揺れ 微睡む君の背中 頬を寄せた 静かな部屋の中 ただ君の鼓動を感じる それだけでいいの ...
春に咲いた花とともに僕らは同じ夢を見た 二人の未来をかたちにしてゆくと決めたんだ 欠けた月、碧い夜空が音を奏ではじめる...
静かに降りだした雨はこの熱を奪い 震える声が闇に響く 暗闇に佇む月の眉...
風に誘われ想い辿って 茜に染まる追想の儚い花 夕映えに浮かぶその姿は...