うずくまる部屋の隅 軋むドアが開いて 君が立ち去る音を背中で聞いていた...
スチーム・ビート 流れる窓辺でビクトリアに乾杯だ 紅茶の湯煙が世界を変えてゆく...
ONE MORE STEP! まばゆい日差しに視線を下して ほどけてのびた紐を見つめる...
一行詩みたいだね この季節の色は…… 何もかも全てが過ぎ去ったけれど 暑さに応えて記憶は目覚める...
忽然と吹きだした風が 窓を叩いて 当然の日常は 思いがけず波立った 青春の狭間に 後悔は要らないとか 簡単なことじゃなく 相容れない秘密の鼓動...