夜のような朝を歩く 一匹狼の彼女 暗がりの視野 白い月に今日も吠え 尖り尖る牙を只 隠し持って潜む さあ 今日も 生き抜く...
始まりは魔法にかかる いつもそうさ 雲の上には街があると 信じている 馬鹿らしいでしょう 羽は僕にはない...
下らない話題に わざわざ耳を傾けて 揺れてるんだ 窓の外の景色 双眼鏡オート装着で 灯台下暗し 見えないんだ 僕の持っているもの...
暗い在りし日は 胸の底に 根を伸ばし 朽ちることもなく 茂る もう随分と 歩き回っても まだざわめく 森の声が 怖い 私はいつまでも迷子だな 足枷をして独りで 彷徨ってる...