原始の課題を呈し 君のドアを開ける 漂う分には高級すぎるダンサー 希に見る強化商品 並べ切れないラベンダー 愛の始まりを強調していたんだ クラビーアが誘い出す 夜に恋い焦がれ 密やかに交わしていた契りを重ね合う...
いつもの軽はずみ? 気絶に安い目眩 集めて 残り少ない 記憶を飲むしかない模様 美しい毒薬に 裏通りに 飛ぶ鳥...
ti.ri.ra.ri.ri.ra.ri…話す言葉は超えて 花が消えない 何処の窓辺に 生きてください そうひとこと告げて...
ひなげしの丘を越え 排気ダクトは野放し 崩れそうな廃屋で ガラス玉の瞳に会う 降り注ぐ火種の中で 薫りが広がる...
祈り傾くそのMIMEI 対物レンズの軌跡で 北極星の周りを鎮めて アルタイルにすぐ上向いて ベガはすでにその心に 灯り続けること五時間...
硝子張りの 人影少ない偽物ラウンジで ミントの雨 知らずに零れて 心は麻痺する 時が斜め 君も斜め 赤いランプも光る...
遺された毛髪が全てを物語るなら 孫宇宙より遠く 陽電子も届かない 常世の外のリングに在る 窓辺の子守歌は何処へ… 叙情性は無く 輪郭線も無い 惑星大の虚空に玉座と共に浮かぶだけ...
「貝のカーソル、動かしたのね」小声で言ったお嬢さん 「二人の過去に塗装した様ね」 少しだけ気にした五秒間 子犬の様な目で訊く 「世界は広い?狭い?どう思う、あなたは」...
夢が醒めて 僕らの屋根は真珠の輝き 雲から落ちた飛行船に 乗り込んで舞い上がれ 夜空に 密かに 星は電波の終着地...
by the way 浅ましい過去より 狂おしい座標が点滅している! かき混ぜた答えは別名を持たずに...