映画の最後に映った青空 お決まりのハッピーエンドの情景 名前もない唯一の色に...
あと少しで手が届きそうなのに 現実が音を立て目を覚ます 君に会ってから時は経ったけど また同じ夢を見ているんだ ...
耳元響く音が全て奪い去って 僕は無防備に震えていた 誰も知らない夢の続き探すたび 記憶は零れていた...
今日も机に向かって 真面目に教科書開いて 正しいことをたくさん知った 覚えるために忘れてゆく ありのままの僕自身を もう痛いのは嫌だから...
そんな暗い顔をして 何かなくしたのかい? まだ思い出せるなら 探しに行こう 今は見つからなくたって 消えたわけでもない 君が望む限り 君を待っているよ...
夢の中に君は居た その隣に僕は居た 動けないまま立ち尽くしてた 夢の後も君は居た...
限りなく広がる世界で この場所を見つけて居てくれて ありふれた世界の端っこは...
きれいに並べた数字の上じゃ 少し背の低い僕は 捨てる運命の不良品だから 独りの空へ逃げた...
怖い、怖い、頭が痛い 弱い、弱い、僕はいらない 暗い、暗い、闇のなかへ 落ちてゆく、落としてゆく...
始まりは何だっけ? 気が付けばここにいたね 君の声で生まれた私の声 届いていますか?...