幾千の言葉でも 伝えきれない この想い、届きますように 4月の雪はもう 気がつけば姿を消して 僕の住む街にも どうやら春が近いらしい...
通い慣れたこの道 夕暮れの木漏れ日 その大きな手に沢山の 優しさが溢れていた 歩幅の違う足で 必死に追いかけた...
いつしか芽生えていた 夢の欠片を この胸に抱いて 走り続けてた 時には躓き 心折れそうになったけど...
懐かしい風の匂いは あの頃と何も変わらない 繋いだ手のひら 言葉なんていらなかったね ありがとう 朝もやに煙る街並み 滑り込む地下鉄の音...
言葉なんていらない あなたの存在を心で感じているの ルームライトに映し出される...
ねぇ聞こえているでしょう? 永遠が解ける音が 季節はずれのこの雪のように 跡形もなく消えるだけ...