眠れずに迎えた朝 眩しすぎた どうせ今日も 何も変わらない 「友達どまり」分かってる 別に嫌いになれなくて...
そう 見えていた未来は見えなくて もう 諦める事さえ諦めた 抱えた希望は虚像 纏いつくのは闇...
夢を紡いだ場所を忘れたまま 空を掻いた陽炎 音 潰えた世界に絡まる羽 「解けない」と震えて 幻想の彼方も はるか久遠も 光まみえず...
歪んでく想像 ねじれた思考 拒絶を隠す 鋼の仮面 膨らむ猜疑心は果てなく 口元にそっと浮かべた失笑...
雪の向こうの街並みは 白く染まって輝く ねえ、ここは風が冷たいよね 震えた指で触れた ああ、ミモザの蕾(つぼみ)は目覚めだす 咲かないで その色が景色を染めるたび...