あともう少し歩いてみようかな この場所がどうにもしっくり来ないから 今までもそうだった 立ち向かったその先には...
大層な暮らしの高尚な精神論者 徘徊を生業に亡霊を探してる 潰走がお似合いの小心な成人患者...
やっぱこの世界は退屈で さっさと消えたいな 怠惰な疲労に溺れたんだ...
大体いつもそうだ 代わり映えなんて一つもないが 来る朝に毎回耐えてるんだ...
まだ寝たくない 灯りの下微睡む私に 巧妙さなんてない...
大気圏まで響かせようか 怖いのは慣れたモノだろ 枚挙なんかに暇を割くな...
最低なんて言わないで 在るが儘に堕ちていたい 急転直下 大波瀾 万丈の気を吐く彩と哀 ...
諧謔か嘲りか 錯乱してる 苛立ちを隠してる これが僕の意識なのかも...
肺の奥に書いた冗筆が タイトロープ上で揺らいでる 再度僕に何か言いたげな あんたの口を塞いで 炳誡...