誰も気づかない声に 心を埋めることさえもできない夜に 凍えるからだを包む...
抱いてた幻想も、創ってた幻像も 意味のないものだ、そう気づいた 迷ってた事も、悩んでた事も...
例えば誰かがとなりで転んだ時 僕らはこの手をそっと差し出せるのかな 目の前に広がった取り残された世界に...
窓をあけると走ってるいつものおじさんも いつも微笑んでくれるとなりのおばさんも 目が合うたびに吠えてくるとなりのイヌたちも...
朝陽射す窓を開けて いつもの景色を見る ぼやけてくる景色を まぶたの裏に焼きつける 涙こらえて背中を向ける 振り返ることはできず...
あの夏の終わりの日 二人で暗闇へ飛びだしたね この丘で二人きり 肩寄せて星空を見上げていた...
いつもと違うさんぽみち すこしゆがんだあしあとは 僕のゆくえを迷わせてる おくびょうなものだけど...
さあ、手をとって走りだそう さわぎだすぼくのこころ あしあとでつくるぼくの道は...
この空は暗いけど、あの空は明るくて “春が来たよ”って風が言ったから 私は大きく息をするの...
歌にのって伝わるこの気持ち 君の笑顔を見るために 僕はいつまでも歌い続けるから...