鎧のように背広纏い 踏ん反り返る彼らは 相も変わらんような言葉拾い 僕らに投げつけるのさ 制服乱し馬鹿嗤う 汚い女子高生は 相も変わらんような言葉だけ 拾い集め燃やしてた...
この言葉が届いたらそれでお別れ あなたのいない世界なんて目を向ける価値もない 時計の針戻したって 時間が戻るわけじゃない...
情けない私を 知らないあなたに 伝えたいことは 少しばかりの嘘 テキスト上の君に 教えたい言葉...
君の優しさに触れる度に 僕は好きになっていた 優しくされたぶん 僕は涙を流した 君の笑顔を見る度に 僕は好きになっていた 今ではその笑顔は 僕を傷付けるものなんだ...
泣いている今日も一人 届かない空を見上げてる 移りゆく季節の中 僕はどこにも行けないまま...
透明な雲の先 黒電話のベルが鳴る 脱げ掛けのミュールをぼんやりと履き捨てて 気づいて ここに居る影を 虹を探す 届かないから...
ゆっくりゆっくり落下して 黒い線で埋まってく 息で飛んでゆけ そのまま消えろ ちっともすっきりせんからさ...
なにも言えない だって言えばそれが僕になっちゃうから 口から出たそれは半分も僕じゃないな 言葉にすれば間違うの...
憂鬱な午前2時は大好きな音楽を聴く カーテンが透けた先には僕の大嫌いな世界が ゆっくりと流れてく 僕を呼んでいる 耳を塞いだら眠りに就こうかな...
日差しは和らぎ 肌寒い秋のこと あなたは とうに消えた夏の風に浚われていった 羽を撃たれても あなたを思うよ 届け 声よ...