0と1の雑踏 過去は仕分けられ 恥も馴染んできて 言葉を吐く 小さな火種は 瞬く間に業火(ごうか) 落日は迫った 受け入れたくないよ...
儚い季節 肌寒い風 極夜の国 ニゲラの花 枯葉揺れて 影はゆらり 溶けない灯り 月時雨...
煉瓦の市街で唄を歌った 市民はそれを鼻で笑った 絵描きの市場 奪う支配者 絵は売り切れ 途方に暮れ泣いた カリスマを淘汰 美徳は火あぶりに ブリキの人は列を成す...
配列構造が乱れてる 遺伝子の核は潰された 「排他セヨ」と鳴り響く号令 等間隔な都市は 寧ろ歪な魔境だった 血で染まった 高層ビルの群像...
兵隊がセピア色の街で花束を見つけた 名前を無くした少女が花を一輪手にしていた 躾のなってない猿が暴れて 秩序を固めて隙間は増えた...
暗転 世界が幕を閉じてしまったようだ スポットライトは当たらない 転換 私は慌てて舞台を降りた 虚ろな目をしたままで...
富に溺れた貴族の没落後、容易く秩序は崩れ去りて 景色も人も朧げなまま 時と感情だけが流れた 鉄の街路樹が至る所、身の程もわきまえずに伸びる 天辺から見下す富豪はエンターキーで都市を消し去った...
潔癖症な思想家が詭弁漏らす様は滑稽で 夢だけ見ていれば幸せになれたかもしれないのに 教会で祈るシスター願いはきっと届かないよ もう跪くことしか君には出来ないんでしょう?...
SECRET だれかが ほら呼んでる 君の名前を I KNOW はるかな 時間(とき)飛びこえ 待ちつづけたと...
星よ願い叶えて I wanna be… I wanna be a Lucky Girl 黒ぶち眼鏡を 格好つけて外して君は 宇宙のこととか 書いてある本を読んでいる...