淡くなった空はまだ 紅いまま 冷たい風が 僕を刺す様だ 声は 声は もう届かないと...
※( )内は読み方 擦れた声 聴こえないな 燻んだ瞳も 見えてないや 灯火を 探り当てながら...
「悲しい」って 「虚しい」って 言の葉は空に飛び立った...
※( )内は読み方 帰り道 僕は独りだ 触れた温度は まだ乾いたまま...
さよなら告げた あの日の事 嘘までついた あの日のさ 確かに落ち込みはしたんだけど...
笑っていた 泣いていた 失った 消えていた いつか見てた 君の姿が...
※( )内は読み方 「ちょっと疲れたな 少し休もうか」 そんな言い訳ばっか 何年目だろう? 自信のないもの 誇っているけど...
※()内は読み方 「本当にずるいな、君は」 案外簡単な「哀」は 全部 脆く 弱く 崩れ去って...
※( )内は読み方 何で?貴方は「君」なんですか? 何で?死にたいのに「生きてるの?」 何で?消されるのは嫌なんですか?...
先生は言った 「僕は僕なんだ」って 確かにそう言った ーはずだ あの人にはきっと アイデンティティも...