この見えない「虚」の向こうには 偶像で埋め尽くされた世界 だからずっと迷ったまま 純粋に委ねた 偽りと嘘の意味が痛い...
いま星空に終わりのない光捧ぐ 月は微笑んで色褪せない夜空超えて いつか離れゆく二人だから思い残す鼓動 揺らめいた時を止めてずっと傍にいて...
触れられない 君に触れたら壊してしまいそうだから 考えとは反対の事 言ってしまえば終わるの? 「君は僕よりも 綺麗すぎるから 二人で時を重ねるなんて望まない方が、良いね。」...
風にたゆたい幾度目の 秋が木の葉を染める 二人すれ違う指先を どうか忘れずにいて 「いつか、もう一度この場所で」 それは最後の言葉 二度と交わされる事もない 君も解っていたの?...
求められて選ばれた道より 自分で選びとった道を 歩んでくことは 決して孤独なことじゃない それぞれやり方が違っていても...
鏡の中の自分を追い詰めていた 可憐なままでアナタの胸に刻む 温もりさえも痛い時に・・・とめどなく溢れてる出会いと別れさえ 闇夜に包まれて抱きしめた動かない君は...
しゃなり 通り過ぎゆく 彼のひとはよもぎ色の帯 色めかし菖蒲の袖 翻すは百合のようで 縹の色無地を召し 闊歩するはいとうつくし...
ずっと子供の頃に 青空の下 君と偶然出会った 胸の高鳴り感じ 手を繋いで走った花の咲く場所 無邪気に二人 瞳を輝かせて 何も恐れずに笑ってたね...
車のナンバー決めたのは いつの日のことだったか 気付けば俺も大分 遠くへ来ていたんだな 夢の続きを探して ただ必死に歩いてた それだけのことでも こんなにも時は経つ...