色褪せた世界 閉じられた未来 孤独の狭間に夢を見てる 失うものなどないはずなのに...
From the seven sea and sky to the ground of cyber eyes We can make a sound of fly...
夜が明ける前にもっともっと聴かせて 揺れる街から抜け出そう 手のひらサイズの空を手に 奏でる調べは今ぼくだけの子守唄 消えないようにぼくは願う 消えないよってきみは笑う...
どこから朝になる?静かな空 見ないふりをした指切り 小指の先 笑われた月なら消えてゆくんだ 昨日の方角へ 嘘つき 臆病者 みんなまとめてぼくなら 咲いていたのは夢の中だ 月の影に隠してた 本当はね泣いてた 涙はもう流れない 枯れてしまったの?...
このあたりイチバン見晴らしの良いあの木に登って あの子が笑う 無邪気に笑う 夢を見る 空を泳いだ魚の向こうじっと目を凝らせば 町の隅っこ色褪せてゆく日々がある...
カタチのない世界に息を吹き込む またあたしが生まれる バラバラに散らかしたココロはワレモノだから そっと包んできみに贈ろう ヒトツだけ選んでみせて...
魚になって空は海 飛んでるように泳いでる あの山をヒトツ越えたら見えてくる 真っ直ぐに伸びたあぜ道にだれかの小っちゃな忘れ物 片っぽになったクツが示すは晴れ...
目が覚めたならきみが笑ってそんな世界が続くと思ってた 当たり前には少し足りない歪んだ視界から見てた青い夜 何度目の朝で打ち明けた恋のように 少し酸っぱいままで出掛けたら...
眠れない夜に聞いた物語が絵空事だとしたら 永遠を知るより快楽を求めて今を悔やんでしまうのは ココロの深くに棲みついた影から逃げるためだとしたら それでもあたしはあたしを愛していられるなら...
月影照らす帰り道 公園を通り過ぎると 規則正しく揺れるブランコに思わず未来を重ねる ゆうべの雨を吸い込んだ砂に足跡を残して ココに居ることを確かめるたび少し泣きそうになる...