錆びたアーケードの空と一番街の淵 思考を止めて歩いた 首は断たれて動かすべき体の無いまま...
     
    
      
      
      ゆらめく視界の中の灰明かり 眺める程 歪む朧げなライン ビルの合間に浮かび踊る...
     
    
      
      
      少し昔に羽がちょん切れ 沈むニュータウンを泳いできたけど きしむ雨とひび割れた瓦...
     
    
      
      
      天竺楽の笛の音に目を覚ます なあ誰か居るんだろう  ――何故俺はこんな所に居る...
     
    
      
      
      “君だけが知っていて他のだーれも知らない名前 まあるい輪っかを引っさげて くるくるまわる くるくるまわる 僕らだけが知っていて他のだーれも知らない名前 君の陽気を引っ掛ける この合図を送ろう...