君を待つ 3番線のホームは早朝 影に 身を寄せ合っている小魚2匹 群青や緑に見えた 鮮やかなビルの森は アクアリウム生い茂った 木々と踊る水草...
孤独に待つ 1時間5分と余り できないずっと掠ることさえも また同じことを22回 今日も繰り返したのかい...
ぞっとするほど冷静に だけどもっと言うと残酷に 彼等はそう言った...
誰もそこに居ないよ 君もそこに居ないよ ぱっぱ...
そこは時間も光も届かないの ずっと海の深くの知らない暗がり 消えたら最後...
夜空を なぞる 星たちが 時間を 刻む クロノグラフ みたい タイマーを止めて 溶けて 消えた 輝きへ...
この身すべて 天に預け 堕ちていくの 深くへ ここから出してよ 檻の中から...
暗がりの海辺 霞む空の黒 機械仕掛け 街のネジを (静かにゆっくりと)...
ネオンが煌くこの街で 世相がどうとか言ってる 変われないのは あなたのせいでしょ...