最初の方は こんな味じゃなかった気がして ナトリウム濃度 馬鹿みたいに尖っていく まともな体で この世界を写生してみても...
見えない物が見えるような 気分はハイパーレクシア 画面酔いで昏倒する前に...
クラクラしてきたんでしょうもう 焦げる様な 臭いのせいでさ 冷たいよ 寒いよ 青いチアノーゼは癒えない...
目に見える勲章が欲しいんだ 消えぬ価値を教えてくれ 絶え間なく嘘をついておくれよ...
謳歌したいんだ 霊性器官に映った世界を 瘴気に満ちた境界の上 一人虚無に縋っていた 興味ないんだ 実像の無い人形の声には...
華美の評論 黄金律の形骸 褪せる終焉 嘆息のユリイカ 主の使い達は人間に何を期待している?...
君を喰らい尽くしてしまう前に 別れの宣誓を 僅かな 憐憫さえ 消えて無くなるように しょっぱいスナックを 貪ったら...
物語の続きはどうも 未だ白紙のままみたいだね 私以外に書けやしないし...
ずっとこの身が この意識の存在が きっとこの宇宙の証明だって思っていたんだ 愛も怒りも愉悦も涙さえも...
辛い事 誰かに見られている事 怖い事 誰も僕を視ない事 聞こえないように 耳を塞いで...