奇麗事は綺麗過ぎて 息を吐くと、ありふれてて 想いの中 風に刺され 奇麗事は ありふれてて...
気取ってたんだ 何も出来ない 頭の中 空っぽなままで 人の形を保てなくなって 融けはじめた虚ろな目に 縮こまった意識の境界線(ボーダー)に 撃ち込む弾は無いから 奪われてるだけなんだ...
「退屈だった」「心地良かった」 重ならないな価値観なんて ヒネクレ者は何を悟った？ 汚れた名声名誉の檻で...
すがってた終幕に こぼれる酷薄 末枯れた雫 諸刃の感情が 彼らの声には 裏腹を見据え 空白に餓えて 流されて消えて...
くだらないと つまらないと 愚痴まみれの 頭の中は 腐り果てた この世界を 引き裂くため 燃やせマグショット 法に習い 塗り潰され 操られた 血液の色 そのラウドも 限界を超え 声が錆びても 空は沈む...
張り付いた世界には 手錠が降り注いだ がんじがらめにされて 向こう側で笑っていた 焦げ付いた手首には 鎖の痕が消えずに 妄想で終わる世界を 向こう側で呪って...
嘘じゃないよとそっとつぶやいて 祭壇を越えてっていっそ飛び込んだ 管制塔と兆し散らばった 音があることやっと傾き...
寝て起きて さ 「ひとつ、ひとつ」だけ 寝て起きて さ 「ひとり、ひとり」だけ...
くだらない夜に振り回されて 朝日に泣きついた 揺らげば飛ばされてった 世界にピリオドを...
その声には そっと小さな 曖昧な信号 閉じ込めて 整えて 隠した...