昼間のような人生 誰が明度反転したのだろう 誰かを救っていたかった 今は網に巣食って生きている 絡まり 空回り から周りの...
彼は英雄を自由に使える少年だった。 虚数を知らない彼はあるときに気付いた。 「僕に笑顔で仲良くしてくれる人が見ているのは僕じゃないの?」...
彼女は虚数を旨に抱く慈悲深い少女でした。 英雄を持たない彼女はあるときに気付きました。 「わたしがてをかしたところで まずしいままではこのまま だれもすくえないの?」...
それはある夜のこと 並んで歩く帰り道 耳へ飛び込む葉形の漂白剤が...
いつも通りの窮屈に つまらないリムショットが鳴る 勿体ない時計にそっと...
息芽吹き言の葉聞ひて、 夢育ち旅路を始め。 問尋ね答酬受けて...
うまれた そのいのちのなを ぼくらは なにとよぼう はまりあうからだは なにをみて そのてで なにをすくう やまいになやむ ちをふめないあしに...