あの日 去年の今頃 たくさんの想いを描き続け 今も何も変わらない 貴方だけが私の神様で ある日 教えてもらった ありがとうの意味と自分の道 支えてくれてる人に 音を運ぶ喜びを...
午前五時の 白い空気飲み込む 車線は凍りつく 向かい合った 感覚を忘れて 狭い世界 漕ぎ出す...
思い返せばほら 笑い合った思い出たち 春の風 頬を撫で 卒業の日を迎えた すべてが 思うように うまくいった わけじゃないけれど...
嫌いな僕 削除(ディレート) 憧れの君を標本(サンプル) 僕の小さな手は 従う 君を写す操り人形(パペット) 所詮 夢も愛も模造品(レプリカ)?...
降り注ぐ陽 退屈な教室 上の空でまた描いたいつかの夢の続き いつまでもこのままだなんて思い込んで 気付かないふりをして逃げてたんだ...
今夜僕と踊ってくれよ まだ恋は終わらない 言葉足らずの僕らは 臆病に愛を歌っている...
突然降りだした 通り雨 水しぶきが君の頬 弾いて眩しいね 小さな折りたたみ傘一つ 微妙な距離が僕を濡らしてる...
地に落ちた白露(しらつゆ)の様に いつもの道に開いた陥穽(かんせい) 気付いたときにはもう 暗い夜道に迷い込んでた 向けられた幾つもの目が 嘲(あざけ)りと好奇を投げかける 背に刺さる視線に怯え とにかく何処かへ走り出した...
知ってる? 君が好きだった あの花は今日も咲いてる 知ってる?...
「将来のユメ」を画用紙に描いて出した宿題は 点数付けて廊下に貼られ じきに燃えるゴミに変わったな 年をとったらきっと宿題なんて無いと思っていた そんなはずはない 気づいた時になんかどうでもよくなった...