風に髪揺らしながら 同じ景色眺めるふたり ありがとうとサヨナラを 伝えられないまま ごめん(ごめんね)本当は(私)同じ夢を きみとふたり追いたかった...
微かにあの日聞こえたのは体に巡る記憶 不感症な心に小さく ゆらり 灯された炎は指先今熱を通わせて...
変わらないもの探してたけど 何ひとつないよね 自分に嘘つく為に今日ここにいるわけじゃないしね 何度もわかり合って 夜を遠ざけ語り明かしてみた...
ルミネセンサーの放つ琥珀の息 果ての視えない夜空を征け フラップ越しのコウノトリは 羽を限界までバタつかす...
真夜中 赤信号 停止のサイン点滅してるよ 絶対無理だって? どうすればいいの?いいの?いいの?...
運試しのクジを 引けば また大ハズレ でもね 気にしちゃいないよ あたしの胸のページは...
閉じ込められたままの 僕らの未来はまだ 籠の中 飼い慣らされていく 右足の足首には 鎖が見えた...
小さな両手で広い空 掴もうとしたね 途切れた流線は茜(あかね)に消えた 君の行く道を僕はここから見守るけど...
あくせく止まらない時計の音に 急かされるように日々は進行中 ヘッドホンは今日もまた繰り返す 呆れるほどポップロックなメロディ...
眠れない夜 3つ数えて 星のない空の下で ふわりふわり夢心地で 漂っているばかり それでも夜は色を重ねて つられて街も動き出す そんなふうにして繰り返してる 終わらない映画のように...