アスファルトを照りつける陽射しが 一人佇む僕を照らし出すんだ うざったいな 目の前が ちらついて歪んで滲む 目の奥から脳天をめぐって 爪の先濡らして落ちてく涙 消えたいな 消えたいな 何もかも消したいな...
色づきはじめた季節が ゆるり流れていく あれからどれだけの日々を 過ごしてきたのだろう 部屋の中を見渡しては また机を揺らした まとまらない頭の中 ただため息をついた...
続きが書けそうな物語 シナリオ探しに 物心ついた僕が残した アメと夢で作ったような世界...
果てしなく続く境界線は 僕と世界を隔離しているんだ 藍色の風 さらりと吹いて そこに微かなキミの声聞こえた 消えそうなライフゲージ 強く抱いて 僕の頬に手を添え 好きと言った...
気付いたときにはもう与えられてたゼッケンナンバー 参加しますなんて一言でも言った覚えはない 気付いたときにはもう鳴らされていたスターターピストル 最終ゴールさえ知らされないまんま駆け出した...
井戸の外に腕を伸ばした 深い深い 水底で ぽつりぽつり 滴る音が 外の世界を歪ませる...
君を撃ち抜いたその弾丸は やがて土に堕ちるだろう どこに飛んでいくかも分からない 哀しい誰かの叫び声...
眠れぬ夜を過ごしてた 幼い心 かざす掌 どこに繋がるだろう 夢の世界まで行きたいと願った日々は今も 揺らぐ事ないと誓う 僕が描いた先に...
今吹き抜ける想い 君へ届けて風になる 空へとこの手かざし 繋いだ 鎖を解いて 仄暗い世界 見せ付けられた傷を...
断割の大地 崩れ去った 脆い希望 淡い未来 当たり前のように明日がまた 訪れると信じていた 正しさだけじゃ 誰も生きてゆけないと 忘れてたんだ 死を超えた神々の終末論...