薄暗くなって 街路の先に見えたのは 時間止まった 寂れていたままの遊園街 語れる言葉も 全て愛と呼ぶ根拠は 嘘だらけの手を 隠していたいだけだろう...
風に弄ばれて 行き着いた未来 見慣れない街並みに 足を踏み入れ モノクロに映る君は 今も笑ってるけど 迷い込んだこの空の下 戸惑いが私を締め付ける...
あの日のあの時 君はこう言ったね 「転校するからもう遊べないね」...
ウェルカムようこそ紳士淑女 挨拶がわりに教えましょう 今宵はあなたを極楽に 誘（いざな）う切符を切りましょう...
線路沿い、トンネルのような 薄紅色の並木道を 自転車はスピードに乗って くぐり抜けていく...
進んでく デコボコの道を 上り坂 転んで ごろごろと 巻きもどる世界 呆然と ひとり残された...
一歩踏み出せば最後 二度と戻れないぞ 投げ出す位ならばいっそ...
叶えたい夢は山ほどあるの 諦めた夢ならなおさら 好きなものひともたくさんあるの...
僕は今、大空に歌うよ 少しだって 少しだって 君が笑うなら 僕は今、大空に歌うよ いつも傍に居てくれて ありがとう...
腐り果てた愛で 告白する秘密 生きることは苦痛 そしてただ独りよがり 思考回路全部 溶けて流れ出して 滴だけ集めて 鎖で契りを交わした...