単純で明快な 現実が通り去って 匿名の集合体 混り合えた？ 簡単な解答だ 理不尽が奪い去って...
這い擦る零度の混凝土（コンクリート） 聴こえるのは鬱剥いた呼吸音 飼い慣らす重症の自己嫌悪...
停止していた認識（ジカン）は 然れど知る間に過ぎて行く様で 軽視していた器官は...
機械音が耳鳴り 目覚めて 記憶の黎明を告げる イデア存在証明...
水銀製懺悔めいた 深夜零時半過ぎ 触れられた唇 夜闇は囀る...
最初からわかっていた 歪な憧憬 唯々 終わってしまいたい 奇跡舞い込む権能 人を消し去る...
排他していく 全知全能 勘違いの連想 多数で焼き尽くす 魔女裁判 退廃していく 幻視幻聴 祀り上げた偶像...
そういえばさっきまで降ってた雨は どうやら泣き止んだみたいと笑った 二人話した バス停留所 水溜り...
自虐的溢れた世界で 眩んだ様な風景描写 アスファルト映った境界線の延長 希望でありふれた世界の...
曖昧に過ごしていたフィクション 大概にしといてほしいの 相対したくはない現実 迫ってる 大枚叩いていた競売 買いたいのエンゲージメント はいはい下んないな美学 語ってる...