月明かりの下 ベッドに寝そべって よるの景色を 細く眺めてみる 風に優しく吹かれ ゆらり波うつカーテン 微かに見える きらりと光る あおい星...
あなたの眼 まっすぐ見つめられないの 嘘は無いわ 唯 恥ずかしいだけ ちゃんと 伝わっているかしら? 新しい扉を見つける勇気も持てずに...
愛したり 愛されたり 出逢いと別れを繰り返し 素直になれず 云えなかったあの日は今でも 忘れない 渡せなかった心の鍵も それぞれの想いを胸に 日々過ごしてきた...
曇り空 真っ白な雪 窓を開ければ 優しいあなた 落とす言葉が星空描き...
ふたりの間に上弦の月 心はずっと満たされなくて 離れたくないほど恋しくなった 笑って泣いて あなたを思い出す日々...
赤 青 黄色 信号待ちの交差点 数え切れない 出逢いと別れ 繰り返し 傷ついても もういちど あの愛(うた)が聴きたかった 何年経っても 忘れない あの日を今でも...
永遠って言葉が好きだったんだ 約束は裏切らないって信じてたから 欲しかったのは続く未来 そんなの無いって知っていた...
(ドドドキドキドキドキ) 偶然じゃないよねって 唇噛みしめ 恋するたびにぼくら 胸を焦がし どれだけ好きになれば 届くんだろうって...
ひとり 小石の坂 風の森へ向かう 揃わないパズルの 古い欠片を抱え 記憶を掘り起こすように 這いつくばって 喉を嗄らして 君を呼ぶ 柔らかな頬に 触れたい...
遠く遠くに 電車の音が 電話の向こう 聴こえてくる 無口な僕の 間を埋めるよに...