面影は空に 落書き色のあなたへ 時には夢見る少女のように 何度も飾り捨てた言葉より 手に入れた心残りがあるでしょうか 名もない夜が過ぎ行き 日常に埋もれます 悲しい事はときめきと共に...
微睡みの中消えた 軒先はテレビ 時が繋がりかけた 小さな扇風機 ラムネを飲む指先 アーケードの梁に...
壊れるまで…ミスティ その胸の中までも立ち込める 数え切れない黄昏に 変わって行くだけ...
それはそれは素敵なお話 答えはもうろくでなし 午前1時のニュース速報がやけに眩しくきらめいたら そこから次なる段階の始まり始まり...
どんな人とでも 脆く崩れそうな恋を 今夜のルージュはピュアなプライド 首筋に偽りの fall in love... 誰の物でもない指で放り投げた エメラルドの光沢で目覚めたら 何処からか聞こえるテレフォンコール...
子守唄は昔 薄い青空の下で 木漏れ日を宇宙の果てに運ぶような命の詩 合言葉を忘れたの…体の位相はそのままで...
半減期のイジェクターが本線を悟らせ 相対性のシオニズムに囲まれ…...
モノクロームの街を抜けて白昼夢の世界へ マシンに乗る日はいつも雨だけど… アナライズしていた 空の色 道のひび割れ...
その柔らかい手 届けたくて 愛は生まれた エノコロ草は揺れて 綿毛の羽 回り続けて ...
白い冬空が チャペルの柱時計と夜を刻む 軽い初雪は途絶えて 柱時計は小さくなる...