灰色の夜 星も陰る闇の中 無数の光 忍び寄る怪しい影 ムセ返すほど 鼻を突くこの感覚...
雨が降り続いた後は待ちわびたように 濡れたアスファルト 手を繋ぎはしゃぐ 輝く七色のアーチを軽やかに渡り...
重ねた指先から感じる孤独 もう耐え切れない 欲しかった言葉ただ待ち続けて 静けさに身を委ねた...
髪をなびかせ歩く姿まるでサテンドール ジャイヴのリズムに誘われ 紫のケムリ ムセ返る欲望の渦に...
昨日見た夢の物語 願いのランプが僕の前に現れ 君のこと考えた瞬間に...
探しものは色々あるの 子供の頃に欲しかった指輪 謎に満ちた推理小説 とびきり不思議な色のマーガレット...
二人で歩く冬の並木道 柔らかな陽射し いつもよりほんの少し後ろから 揺れる背中を見つめてる どれだけ離れても いつも二つの心は同じで...
「雨は大嫌いなの」 ポツリと彼女は言った 不機嫌な顔して 「あなたの左手が傘に取られちゃうと手も繋げなくなるし」...
気紛れな風に吹かれて 高らかに歌う優しいメロディ まっさらな白いスカート はためかせながら 朝の風 夜の声 雲の上 流されて 流されて 君の中...
僕らの住む世界の全てを見せてあげよう 見果てぬ夢を信じる力で ワクワクしてるだけじゃ何も始まらないから 迷ってるヒマはない 勇気を出して...