さよならひとりの惑星 僕は星の海に出た 闇夜に密かに揺らめく 君の星で唄うため 出会いとともに知った 孤独に怯えたまま ねえ 君と同じ空を見上げ 停滞を嫌う雲の移ろいや...
狭い世界に ただ自分の居場所を探して 声を押し込め 小綺麗に笑顔を浮かべても …けして胸の痛みは消えないから アリア 心を解き放て...
昨日まで愛されてた つめたい電子のからだ 錆びれた真空管と コバルトブルーのひとみ ゆれる、ゆれる 水平線 夕陽をのみこんだ...
明日のことから目を背け はぐらかしてばかりいないで きっと、あなたにしか描けない世界だってあるだろう あとどれくらい残っているのか 時の砂は透き通るだけ またいつか、なんて笑いながら...
今宵、カラス石を忍ばせたら 声なきヘレブに耳を澄ます 今宵、カラス石を忍ばせたら 約束の丘の上 もう一度逢おう...
「さよなら パパ。」 「さようなら エリー。」 「さよなら パパ。」 「さようなら さようなら エリー。」...
傷つけられるカラダがあると 知るために繰り返す自傷行為 吸って吐いて、それだけでは足りなくて 確かな温度 甘ったれた指が掴みたがる...
ひび割れた時計 逆回転の針 数字をあやして コマ送りの始まり 温度を忘れた一つ目の足跡は モノクロに伸びる フイルムの線路上...
海底みたい 淋しく凍える部屋で 私はあなたを こんなに想ってる 「またね」 あなた求め 水面へ向かうの...