ガラス越しの街の明滅が現実だと 知らされずに今日も繰り返す 祈りを捧げてた少女なら音も立てずに消えてしまったろ はじめから届かないことも分かってたってのは嘘で...
霞みほどけたこの魂の影は ほどなくさか廻り時計の中 風めくころに啼くひばりのまばたき 尖る光をよけながら凍え堕ちる...
空を見上げた 手を伸ばして 杜撰だ過去を 振り返った記憶 思い出はいつも黒色 アルバムの中に 写った瞳に...
歩幅を合わせて なぞる地図を見つめ 僕を守る殻をさがし続けてる 溶け込んだ社会に 従うだけの日々 逆らう牙を抜かれてしまったんだ 見えない空を仰ぐ 言葉に出来ずに 褪せる色を眺め続けてる...
あぁ 表に書いたこと あぁ その悪意に気づいている? きっとソレすら見抜けないの そう、いつも。 この繰り返しの 意味のない 事をしてるの?...
壊れた受信機に 零れた嘘 歪む 腕まで絡んだ常識 削って 隣にはずっと君が居て これからをずっと書き記す...
ある晴れた日の朝に 目をこすり起きた 手に入れた言葉には 本当がみえないよ いつでも繋がる電波 ドコでも飛び交うノイズ 欲しがったものを 見失ってる...
増えすぎた 欲望には 錘(おもり)をつけて 沈めた 残りわずか 空席には 必要なものだけ置いた...
猫が死んだのが先だったっけ 僕が死んだのが先だったっけ どうしよう...
駅の前に立ち やすい愛を語る いつも 耳を塞いでいた 爆音のイヤホン 世界を閉ざした 僕を無理矢理 肯定するだけの日々 明日を変えると。...