窓からそっと 朝陽がのびて まどろむまつ毛に こぼれてくよ そよふく風 部屋へと招いて 木漏れ日に 君の寝顔...
雨が上がる 遠く空眺め 雲の切れ間探す いつもよりも 少し遠回り 海へ続く道を 切りすぎた前髪 気にしないで そのまま 駆け出そう...
いつもこの場所から 見つめてる街並 あの日と同じように 気持ちを確かめて 手を振り 駆け出すなら それが 一日の始まり...
通り過ぎた 風が残したのは 懐かしい匂いと 「ぽつり…」雫の音 キミの上で 光はじけてゆく 届けたい言葉は 胸の奥にめぐる...
光を包む風たちと 今日も遊ぼう 「ぷいにゅ〜」 たくさんの草や花が 踊ってるみたい 「恥ずかしいセリフ禁止！」...
去りゆく夏の日 思いを寄せて集うバルコニー 水面（みなも）にきらめく風のゴンドラ いま滑り出す 流れる時の河でめぐり逢えた人 いま夜空を焦がして輝く夏の夜の夢...
いつもどおりの朝 あたりまえの日々 空は眩しく晴れてても 私は 岸辺を過ぎる風 すこし目を細め 「いつか」じゃなく今日から変わろうと決めたの...