あふれる想いは どうして生まれるの 透明な泉で 心は出来てる...
曇りかけた 空を見上げ 夜の息の 冷たさに 手を伸ばせば あなたがいた 昨日さえも 遠くなるの...
まぶしい 木漏れ日の下で スヤスヤ あなたは午睡(ひるね)してる...
あでやかに咲いた ピアニィ・ピンク あたりいちめんに 色褪せた頬の 私を 染めておくれ...
夜が 町を 包む 風が 窓を なでる わたしはただ まぶたを 閉じるの...
カフェテラスで お茶をどうぞ 午後三時の ティータイム おしゃべりな こもれびたち 紅茶にたらした...
ラビアンローズなんて まだまだ遠いけど あなたがくれるベエゼは 薔薇色なの...
冷たい雨にうたれて 駆け出したの 行き交う人の傘だけ はなやぐ睡蓮のよう...
今だけ 楽しければ いいだなんて そんなの つまらない この次 会ったときにも...
見つめてるものの 本当の姿 目を閉じたあとに見せるため また今日も時は...