24時間 ちょっとの旅 準備はいかが? 着替えと地図 カバンに詰め込み...
自転車 押して登る 坂の途中で 呼ばれて 振り向きざまに 君を見つけた 「目をつぶって」と 渡された 蝉の抜け殻 驚いて泣く 私を見て 涙目の君に笑う...
さあ両手広げ 声を上げるんだ 永遠の宇宙へと誘う 僕等の明日が 待っている 今 悲しみの夜に...
吐息白むほどに 凍えそうなベッドで 待ちくたびれた心 横たえて眠る 遠い記憶辿り 答え探しても ふるい落とされた理由 見つからない...
部屋の灯を 消すのが怖くて ベッドに潜って ママに頼んだの 暗闇から 守る術はきっと見つかるよ 瞳 閉じて 願え強く...
我が儘な 左ポッケは空っぽを嫌がり わざと僕は 気付かない振りしてる まだ僕は 一人ぼっちの理由も分からずに 爪を噛んでいる...
膝を抱えて やり切れなくて 忘れたい想い こじらせて 明りを消して 閉じこもってた 君の優しさ 眩しくて...
不快指数 上がりっぱなしで ため息 撒き散らされる この世界で 有る筈ない 正義だって 君は 容易く手に入れて Get out of my way...
汚れた街の朝が いつしか好きになっていた 「帰ろう」君の言葉が カラスみたいに啄(ついば)む...
何処で掛け違えた 心のボタン 収まりきらない想い 引きちぎって捨てた 僕が生きても 生きていなくっても...