無機質な愛の言葉に交わす笑顔さえ映せず 偽りの幸せを乗せて迎える朝が眩しすぎる 新しく迎えた明日へ終わることのない夢だと 移り変わる景色を眺めてさよなら告げる行く先へ...
書き残す言葉に振り向かず 足跡残した季節 すれ違う時の中で見つけ、思い出と共に運ぶ 煌めくように出会えた花は 流れる景色に咲いた 閉じられるドアに思い乗せて、走り出したあの場所へ...
振り向かずに 立ち止まらずに 涙を隠す雨に打たれて一人旅立つ 未来に繋ぐ夜行列車に揺られてる...
さよなら告げる過ぎ去る季節 嘘つきながら歩み出した 帰ること無く進む道を 足跡残し振り向かず...
流れ行く季節の果てに 何を望み続けているの 忘れかけていたあの日々を 探し続けて歩き続ける 行く先に待つ白い花のように 見つけ出した面影 刻み続けていた思い出に 振り向かないと歩き続ける...
輝いた季節に咲く花は 君の心に写した 走り去る片道列車に乗り、遥か未来へと運ぶ 動き出す想いに手を振って 告げる言葉が消え去り 当ても無く続く線路の先、帰ることのない場所へ...
光に埋もれた 灯火の闇を染めて 明日を見つめる 闇夜に隠れた 太陽が消える時に 別れを告げる 光に包まれ 僅かな期待と 途絶えた調べに 寂しさ膨らんで 出会いの奇跡に 後悔渦巻き 「さよなら」立ち去り 零れる一雫...
流れる星に祈り続けた 祝賀の日に落ち合う契り 触れて交じり夜長に過ごす 夜空の星はまた煌く （当ても無く歩き続ける） 彼の名を呼び彷徨い続けた 揺れる思い 捨て去ろうと…...
別れの季節に歩み寄る日々 懐かし思い出に涙の跡 黄昏の陽を背に向け 夢を見ていたあの日々を...
紅き影に誘われて 蒼き森を歩いて行く 迎えている銀の船 今宵、月を掴み取る 光満ちる道は無く 影が覆う明日を払い 白き鳥が放たれる今宵 この身捧げましょう...