ゆら、ゆら、ゆら ゆらゆら くら、くら、くら...
タッタ・ラ・ルラ 星空にステップ 月明りに照らされて...
溶けていく、そっと 月焼けしそう 「ここじゃない、どこかへ」...
天邪鬼を拗らせては 拙い言葉吐いて 些細なキッカケ一つで...
「少しベッドで待って」 チェックだけ すぐに終わるから 溶けるほどの 体温なんて 望んで無いんだ 食べて？ 「宇宙の色、知ってますか？」って...
舞無舞無 列車は何処へ？ 汽笛腐って 炭が笑った タッタラッタ 飴色の空 急行礼賛 止まりはしない...
点と点が、線を作る 命題が違えども ヘーゲルが言ったように 私はフカンで モノを見る ここではないとどこかから 知らない誰かがそれを撃つ ここではないとどこかから 知らない誰かをそれで撃つ...
光る香りに 東菊 靡くそよ風 にわか雨 空を仰いだ あなたの目 一日（ひとひ）の出会いでした...
とある曇った日 陰気な街路 心ごと全部 覆ったようね 陰気な街路！ 不細工なトランペットの音が鳴る...
風に吹かれて何百年 夢を見続け何千年 澆季溷濁（ぎょうきこんだく）も乗り越えて 魂も身も涸れはせぬ 面白いだけで年を経た 人間風情にゃ分かるまい この身が残っていれば良し 明日のことは明日やる...