暁の空に弔いの鐘が鳴り響く 儚く散った命よ さあ安らかに眠れ 明けゆく空を見上げ静かに祈る...
二六時中、取り巻く喧噪が、頬を撫でるそよぎのなか隨に舞った 可成り懶さに歌う聖歌隊、頓痴気な列をなし歩く言葉 錻力を戛々打つ通り雨が錆びた風の余波のなか矢庭に降った...
ひとりぼっちで歌うコトに飽きて 乾いた風に咳き込んだ ふと、見上げた空は色褪せて 周りの音は霞んでく...
わかりますか 理解をしてますか 仮想じゃないと言い切れますか 今ここにいるアナタのアバター ドレかな ソレかな アレかな コレかな...
過ぎてく日々のカケラ僕を映す そうキミは退屈にまぎれたまま 正しい答えなんて夢の中 どうやら近頃埋もれがちね...
僕らには時間がない だけど死に急いでいる訳じゃない 振り向けば 時の轍...
纏う視線 微かな吐息に 揺らぐ想い 早まる鼓動の音が 黄昏夕日に うな垂れ...
信号待ちのスクランブル交差点 君と目が合ったその瞬間に あらゆるモノが僕を虜にした...
積み木が崩れるみたいに 街が簡単に表情を変えた 取り残されたオモチャに...
日々を淡々と生きてきた 人に言えないような嘘もついてきた 仮面に化粧をして笑うよ 生きる為に今日も自分を殺すんだ...