カーテンをくすぐる やわらかい朝のそよかぜ 私はまぶたこすり あくびした口 あわてて押さえた わたしを取り巻いてる 空気が昨日とは 少し違う おもいきって深呼吸してみた...
いつからだろう ひとりぼっちが好きになったのは 心の殻は いつも冷たく閉ざされてた 空に夢を求めて あかね雲を追いかけてみた 沈む夕陽 頬を染めてく...
朝露にぬれた草の上 大の字になり寝ころんだ 息を吸いながら まぶたを閉じてみた いろんなことが頭の中 駆けめぐるけど君の名を ふいにつぶやいて 心震えた...
南西から吹き抜ける 風に親指立てた こんな午後は鳥になれる 青い翼ひろげ 街も立木も いまはよくできたミニチュア わたしだけの おもちゃ箱みたい...