サーチライトに照らされ 追いつめられた 天使たち 何かが違う…… 誰もが 悪夢の中で もがいてる...
青い闇に 街は沈んで 風が落とす ため息 眠れぬ 窓を 叩く どうしてるの? 今頃 君は...
蒼く眠る水の星にそっと 口づけして生命(いのち)の火を灯(とも)す人よ 時間(とき)という金色のさざ波は 宇宙(おおぞら)の唇に生まれた吐息ね...
遠い風の声に 心 騒ぐのはなぜ それは 遙かな呼び声 見たことは なくても...
自転車を立て掛けて 夏草の土手に座った 話にうなずく君の向こう 電車が川を渡ってく 突然夕立に追われて 逃げ込んだ鉄橋の下 息が止まるほど君のことずっと見てた…...
苦労するの? 遊んじゃうの? 昔アリとキリギリス どうせならばその真ん中 僕等はアリギリスだね 1+1が 2にならないね そう近頃は なんかわりきれない...
元気な君が好き 今は遠くで見てるよ ほらッ笑顔が ううん 君には やっぱり似合ってる どんな場所にいても 君だと分かる 明るい声が あぁ聞こえる...
すれちがった瞳に 後で気づくように 想い出たちだけ 輝くのは何故? 遠くで見ている あなたへの愛が ときめく気持ちを 押さえられないのよ...
トパーズの雨が手のひらに落ちたわ あなたへにじんだTear drops うつむいてしまう横顔が淋しく 何故かこの頃遠くに見える...
思い出にのばした指先が 胸のピアノたたいてる 二人のシルエット 息をとめて 波音たち 追いかけた...