いくつの夜を越えて 目覚めを誘う風 いつしか朝を迎え 凍てつく躰溶けて...
僕の汚い本音を 濾過して掬えば 残るのは僅かばかり 優しさと偽善...
青空で泳ぐ白い雲を ねぇつかもう 駆け出す足音気づかれないように この広い空と大地 さぁ両手広げて抱きしめよう...
剥がれ落ちた夢 澱む幻 もうこの世界を見放した者さえ 包み込む言葉 刹那に消えゆく 共に囚われの明日を取り戻そう...
金色の波のように稲穂が風に揺れる秋 僕は都の疲れを抱え 故郷で羽を休める 女たちの笑顔と...
君と歩いた街は もう 思い出せなくなったな 夢の中へ 消えてった...
争い続けてた 孤独と闘い続けてた まるで投げ出すように 涙まで隠してきた いくら追いかけても 掴めないモノばかりだった 望んだモノなんて酷く 小さい事だったのに...
可憐に描く 花びらに秘めた 儚き想い 遠き日を...
春 咲き乱れる桜 別れと旅立ち 涙 力強い息吹 芽吹く命 ぬくもりを歌う 夏 待ちわびた目覚め 懸命なる蝉時雨...
夕闇日が落ちて町あかり灯れば 貴方にまた逢える時間が近づくの 綺麗に結い上げた髪を揺らしながら 夜空にこだまするハートのこのリズム...